家事・育児
こうしてつわりを乗り越えた!実際に体験したつわりの症状と対策
おみそパイセン
つわり(悪阻)といえば、「うっ!!」と急に吐き気が襲ってくるイメージですが、実は「つわり=嘔吐」だけではありません。代表的な5種類のつわりについて、WaMメンバーの体験談をふまえ、実際の症状と「こうしてつわりを乗り越えた」という対策をご紹介します。
吐きつわり
吐いても吐いても、ずっと気持ち悪さが続くのが「吐きつわり」です。ずっと船酔いしているような気持ち悪さが続きます。WaMメンバーのほとんどが経験しました。
吐きつわりの体験談
- 歯ブラシを口に入れるのでさえ吐き気がして辛かった。
- 文字を読んでいて気持ち悪くなり吐いてしまった。
- ずっと気持ち悪いので、ご飯が食べられなくなった。
吐きつわりの対策
- 液体ハミガキで口をゆすぎ、口の中をさっぱりさせることで症状が落ちついた。
- お風呂で湯船に浸かり身体を温めると楽になった。
- 気持ち悪くならずに食べられる食材を根気よく探した。
食べつわり
常に食べていないと気持ち悪くなる、もしくは特定のものしか食べられなくなるというのが「食べつわり」です。こちらもWaMメンバーのほとんどが経験しました。
食べつわりの体験談
- 一番空腹である寝起きが気持ち悪かった。
- 仕事中は食べるタイミングがなく辛かった。
- トマトしか食べられなくなった。
食べつわりの対策
- 朝起きてすぐに食べられるものを枕元において、それを食べて落ちついてから起きるようにした。
- 1回の食事を小分けにして、食べる回数を増やした。
- こまめに水分補給することで症状が落ちついた。
- 特定のものだけであっても、食べたいものを食べたいだけ食べるようにした。
眠りつわり
一日中ずっと眠い状態で、どんな睡眠をとっても改善されることがない「眠りつわり」。周りから怠けているように見えてしまうのが辛いところ。
眠りつわりの体験談
- 常に眠く、集中力も低下するので仕事をするのが辛かった。
- 起きていても身体がだるく、家事が進まなかった。
眠りつわりの対策
- とにかく寝る。通勤の電車の中や昼休みなど10分程度でも眠れるときに寝た。
- 眠いときはガムを食べたり、炭酸水を飲んだりして眠気を覚ました。
においつわり
あらゆる匂いに敏感になり、今まで気にならなかった匂いまでダメになるのが「においつわり」。においを嗅ぐことで気持ち悪くなり、吐いてしまうことも多いです。
においつわりの体験談
- 今まで気に入って使っていたシャンプーや柔軟剤の匂いが辛くなった。
- 旦那さんの匂いがダメになった。
- 外出先にはいろいろな匂いがあり、出かけるのが嫌になった。
- ご飯が作れなくなった。
においつわりの対策
- シャンプーや柔軟剤など香りがあるものは全て無香料に変えた。
- 旦那さんには帰宅後すぐにシャワーを浴びてもらい、寝室を別にした。
- 外出時は必ずマスクを着用した。
- つわりが辛い間は、買ってきたお惣菜などで対応した。
よだれつわり
常に口の中がよだれでいっぱいになってしまう「よだれつわり」。あまり知られていないタイプのつわりで、つわりと気づかず悩んでいる妊婦さんも多いようです。
よだれつわりの体験談
- よだれが飲み込めず、気持ち悪くなり吐いてしまった。
- 寝ている間にも止まらず、枕をびしょびしょにしてしまった。
よだれつわりの対策
- こまめに水分補給することで落ちついた。
- スーッとする飴やタブレットを食べて落ちついた。
1人目と2人目以降のつわりの違い
「2人目のつわりは軽い」とよく聞きますが、WaMメンバーの体験上ではそんなことないようです。2人目以降の場合、当然ながら上の子のお世話もあるので、自分のタイミングで休めません。無理が重なって、ドクターストップとなり1カ月間、仕事の休養を余儀なくされたメンバーもいます。
つわりに苦しむママの味方「母健連絡カード(母性健康管理指導事項連絡カード)」
もし、つわりによって仕事を休養する場合や時短勤務などを会社に申し出る場合は、母健連絡カード(母性健康管理指導事項連絡カード)をかかりつけの医師に記入してもらいましょう。母健連絡カードがあると手続きがスムーズに進みます。
- 母健連絡カード(母性健康管理指導事項連絡カード)とは
- 母健連絡カードは、診断書と同等に取り扱われる証明書類です。妊娠中または出産後に働く女性に対して、通勤緩和や勤務時間の短縮、休業の必要性を受けたとき、母健連絡カードに必要事項を医師に記入して発行してもらいます。職場(事業主)は、必要な措置を講じなければなりません。また母健連絡カードがなく口頭での申し出があった時も同様です。
おわりに
つわりの症状やレベルは人それぞれ、本当の辛さは本人にしか分かりません。妊娠したらつわりは当たり前と思わず、つわりが辛いときは家族、職場など周りにも理解を得ましょう。そして無理をせずに休みましょう。
とはいえ、つわりには必ず終わりがきます。ママにとって辛く長く感じる時間ですが、少しでも楽になれるような対策をして、エコー写真など我が子の成長を励みに乗り越えていきましょう。