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分かりやすい文章の書き方―PREP(プレップ)法―
おみそ
私事ですが最近文章を書く機会が多く、書き方に困っています。何故ならば、9割近くの文章が書き直しになるからです。そんなとき、PREP法に触れる機会がありました。
PREP法とは、文章を分かりやすく書ける方法です。
プレゼンなどで用いられることが多いPREP法ですが、記事を書いたりするときにも活用できますので、ぜひ参考にしてください。
PREP(プレップ)法とは
PREP(プレップ)法とは、最初に結論を述べ、理由・具体例を出し、最後に再び結論を述べる方法です。文章を書いていると結局何が言いたいのか、よく分からない文章を書いてしまうことがあります。最初に結論を述べ具体例を出せば、端的で説得力のある文章にすることができます。
PREP法の構成
PREP法は4つの構成から成り立ち、以下の頭文字から名付けられています。
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(具体例)
- Point(結論)
最初に結論を書き、続いて結論に至った理由を説明します。さらに理由に対して具体例を用い、より詳しく説明します。そして最後にもう一度結論を書きます。
なぜPREP法がわかりやすいのか
最初に結論を書くことで、相手に何を伝えようとしているのか、ゴールを示すことができます。相手がゴールを確認した上で理由と具体例を説明すると、話の結び付きが早くイメージを膨らませながら理解を深めることができます。さらに最後にもう一度結論を書くことで、相手の記憶に残りやすくなります。
文章を書く時は、「結論→理由→具体例→結論」のサイクルを意識しましょう。
PREP法の具体例
PREP法を活用した方が、何を伝えたいのか直ぐに判断が付き、理解が深まったと思います。PREP法を活用しないと、結局何が言いたいのか分からず、途中で読むのを止めてしまう可能性があります。
分かりやすい文章を書くことはもちろんですが、相手が求めている情報を最初に提示することが重要です。
おわりに
PREP法は文章を書くときだけでなく、普段の会話の中にも取り入れることができます。前置きが長くなりがちな方や、話しているうちに結局何を伝えたかったのか分からなくなってしまう方など、PREP法を取り入れてみてはいかがでしょうか。