家事・育児
親子でおでかけ♪日本に2つしかない!川の博物館「かわはく」に行ってみた!
ズカ
休日の子供とのお出かけ、何処に連れて行こうか?私は、週末になると気が重くなります。
毎回、同じ公園も飽きてきたし、遠すぎず、近すぎず、準備もあまりしなくていい。それでいて、子供たちが楽しく遊べるところはないかしら?世間の親が思うことは、皆おなじなのでは・・・。
そんな中、知り合いから埼玉県寄居町にある川の博物館「かわはく」をススメられ行ってみることにしました。
遠くからでも見える大水車!
着いていきなり、「すご~い!」と声をあげていました!目の前に現れたのは日本一の大きさを誇る大水車!(2019年〜)2019年7月に改修工事が終わり、直径24.2mの迫力は圧巻です。ゆっくり動く大水車にしばらく見入ってしまいました。
迫力の大型復元模型
本館第1展示室には水が流れ、川を表現しています。実際に入ることのできる船車や荷船、鉄砲堰の復元模型がありました。
鉄砲堰(てっぽうぜき)?
鉄砲堰の放水実演が、ちょうど行われるところでした。開始時刻は受付や掲示でお知らせしています。
「鉄砲堰?」初耳で「なんのことやら?」。鉄砲堰とは、V字谷を堰でせき止めて水を溜め、水が充分に溜ったら勢いよく水を流し、下流に木材を流し送るというものです。かつて実際に存在した堰の4分の1復元模型での放水実演で、水しぶきを感じる迫力のある実演でした。
船車や荷船
船車は船に水車が付いていて、船の中で小麦などを粉にすることができる船です。中には囲炉裏があり休憩や寝泊まりもできるようになっています。初めて船車を知ったのですが、河川の地域の家かと思うほど、しっかりした造りでした。荒川の水の増減にも影響を受けず、船のまま避難もできるのは便利だと思いました。
荷船は荷物の運搬に使われ、年貢米や特産物などの物資の大量輸送を担っていた船だそうです。荷船には世辞(セジ)という部屋があり、炊事ができて2~3人が寝泊まりできるようになっていました。
初めて見た水車小屋
テレビの時代劇でしか見たことがなかった水車小屋。今回、実際に水の力で動いている立派な水車を見ることができて楽しかったです。子供達は、「コレなんだろ?」という顔をしていました。
荒川大模型173
一級河川荒川の源流から河口までの流れと、本流沿いの地形を表現した模型。全長173kmの荒川を1000分の1サイズの173mに縮小して造られたジオラマで、川沿いの地形がリアルに表現されていて迫力がありました!子供達は見た途端、興奮して中に入ろうとしていました。
おわりに
「川」をテーマにした博物館という珍しさもあり、興味津々で子供達と行ってみました。荒川と共に生きてきた人々の暮らしの様子や展示、イベントなどから先人たちの知恵を知ることができました。また、イベントや今回紹介した施設だけでなくウォーターアスレチック(11月中旬まで)もあり1度だけでなく、何度来ても楽しめると思います。ぜひ、お出かけ場所に困ったら検討してみてください。