仕事
イラスト描くなら、CLIP STUDIO PAINT〜どんなソフト?〜
ズカ
子どもの頃は、よくお絵描きをしたり、授業中ノートの隅に落書きをしたり、日頃からなんとなく絵を描いていた方も多いと思います。大人になって、そんな時間もなくなり描かなくなってしまったのではないでしょうか?
手軽にイラストを描けるパソコンは、イラストを描く人にとって魅力的なツールだと思います。そんな方にオススメなのが今回紹介するCLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)です。イラストを描くことが楽しくなります。(私は、楽しくなりました。)
今回はパソコンでイラストを描いてみたいと思っているけど「どんなソフトを使おうかしら」と考えている人に向けて紹介したいと思います。
CLIP STUDIO PAINTを使う前に
CLIP STUDIO PAINTとは?
CLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)とは、ペイントソフト、漫画制作ソフトです。現在のバージョンには、DEBUT、PRO、EXがあります。DEBUT<PRO<EXと使用できる機能が増えていきます。後からバージョンアップが可能な為、焦ってEX版を用意する必要はないと思います。ソフトは有料で3つのプランがあります。詳しくは公式サイトをご覧ください。
OSは、Windows、Macの両方に対応しています。MacOSのバージョンによって、別途環境設定が必要な場合があります。Macユーザーは購入前に公式サイトにてご確認ください。
使用環境(ズカの場合)
私の作成環境はノートパソコンとペンタブレットです。ペンタブレットは必須です。安いものもあるので、探してみてください。
イラスト作成によく使う機能
CLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)を使ってキャラクターを描く時、よく使う機能を紹介します。(みなさまの作業の参考にしてください。)
ざっくりと、どんな機能があるのか説明
はじめてCLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)という単語を聞いた方の為にどんな機能があるのかざっくりと説明します。
まずは、左側のツールパレットの説明です。
上部「レイヤー移動や選択範囲選択ツールなど」
中央「描画、ペイント系」
下部「塗りつぶし、線、線修正など」
ツールアイコン下の「カラーアイコン」
レイヤーパレット
画面右側のレイヤーパレット。透明のシートを重ねていくイメージ。ツールとレイヤーがあれば、なんとかくイラストが描けそうですね。
レイヤーの種類「ラスターレイヤー」と「ベクターレイヤー」
レイヤーの種類によって使えないツールがあります。新規レイヤーを作成する時、ラスターレイヤーとベクターレイヤーという選択肢があります。
ラスターレイヤーは、透明のレイヤーです。塗り作業をする時はラスターレイヤーです。
ベクターレイヤーは、透明のレイヤーです。ペンツール、マーカーなどの線描画でパスデータを持っています。その為、線幅修正や線つまみなど線の修正ができます。ラスターレイヤーはこの作業ができません。
ペン系ツール
まずは、ペンツールで線を描いていきます。新規ベクターレイヤーを作ります。
ペンツール、マーカーツールなどあるので使いやすいツールを使用します。ペンの入りや抜きの設定などもあります。色々いじってみてください。
ペンツールの「手ぶれ補正」
線画を描いていると、最後の抜きで手が震えてしまうことも・・・。でも大丈夫!
ペン系ツールには、「手ぶれ補正」機能がついています。これで、ゆらゆら線も滑らかに描けます。
線修正ツール(ベクターレイヤーのみ)
手ぶれ補正をしても線が綺麗じゃないなぁ。幅も、もう少し調節したいなぁ。
そんな時は、線修正ツールが便利です。この機能はベクターレイヤーのみ使用できます。
おわりに一言
CLIP STUDIO PAINTいかがでしたか?興味が湧いてきましたか?まずは、安いペンタブレットを用意してみましょう。そしてペンタブレットを買う時に「CLIP STUDIO」のセット販売もあります。公式サイトにも無料体験版があるので十分に体験してください。他にも、ペイントソフトはいろいろあるので調べてみるのもいいと思います。次回は、CLIP STUDIO PAINTの特徴的な機能を説明したいと思います。