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親子で楽しむ!世界のクリスマス
ちょこみんと
クリスマスと言えば、街のイルミネーションを眺め、家にツリーを飾りケーキでお祝いするのが定番ですが、 たまにはいつもと違ったクリスマスを親子で過ごしたいと思うことはありませんか。 そこで、海外ではクリスマスをどう過ごしているのか、気になる国をいくつかご紹介します。
ドイツのクリスマス
ドイツのクリスマスと言えば、クリスマスマーケットが有名です。
特に、ドイツ三大マーケットと呼ばれる、ニュルンベルク、シュトゥットガルト、ドレスデンの
クリスマスマーケットは規模も大きく見応えがあります。
中でも、シュトゥットガルトは、最も美しい屋台を決めるコンテストも同時に開催されるため、
遊び心のある色とりどりの飾りであふれた屋台の列は、見ていて飽きることがありません。
また、グリューワイン(ホットワイン)をそれぞれの街のオリジナルマグカップに入れて、
飲みながらマーケットを巡るという、寒いドイツならではの楽しみ方もあります。
実は、この本場ドイツのクリスマスマーケットを日本でも体験することができます。 関東近郊では、さいたま新都心や東京スカイツリータウン、六本木ヒルズ、芝公園、横浜赤レンガ倉庫などで クリスマスマーケットを開催しています。異国の文化をお子さんと一緒に触れる機会として 足を運んでみるのもいいですね。
フィンランドのクリスマス
サンタクロースが住むフィンランドでは、トントゥという妖精がサンタクロースのお手伝いをしています。
トントゥはフィンランドに古くから伝わる小人の妖精です。
トントゥは役割を持っていて、家を守るトントゥ、森を守るトントゥ、サウナを守るトントゥなどさまざまなトントゥがいますが中には、
サンタクロースのお手伝いをするクリスマス・トントゥもいるのです。
クリスマス・トントゥのお仕事は、家の子どもたちがいい子にしているか様子を見ていて、それをサンタクロースに報告することです。
その報告をもとにサンタクロースは子どもたちに配るプレゼントを決めているのだそうです。
そのほかにも、プレンゼントの準備やトナカイのお世話をしているそうです。
今年のクリスマスはサンタクロースだけでなく、トントゥにも思いを馳せてみてはいかがでしょうか?
オーストラリアのクリスマス
南半球にあるオーストラリアは、夏にクリスマスを迎えます。
そのため、オーストラリアでは、サンタクロースは半袖・半ズボン姿でサーフボードに乗ってやってくると考えられています。
また、トナカイは暑くてソリを引けないため、白いカンガルーがソリを引くそうです。そして、家族や仲間同士、
海辺でBBQをして夏とクリスマスを一緒に楽しみます。
一般的な冬のクリスマスと真逆の夏のクリスマスもおもしろそうですね。
おわりに
ユニークなクリスマスを過ごす国は世界中にまだまだたくさんあります。 今年のクリスマスは異文化に触れたり、世界に思いを馳せたりして、親子で世界のクリスマスを楽しんでみてください♪