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ママコーダーの備忘録! Scss基本テクニック#3 便利な関数
ごじゃっぺ
Sass(Scss)にはあらかじめ関数が用意されています。面倒な定義をすることなく、すぐに使うことができるので便利です。その中でも私がよく使う便利な関数を3つご紹介します。覚えていて損はありませんよ!
関数その1:rgba
cssで透明度を指定する場合、rgbで色を指定する必要があります。下の例のように、色を16進数で指定するとエラーになってしまいます。
//色はrgbで指定する必要がある
background-color: rgba(165, 4, 18, 0.7);
//色を16進数で指定するとエラーになってしまう
background-color: rgba(#a50412, 0.5);
しかし、Scssのrgba関数を使えば色を16進数で指定しても、コンパイル後にrgba形式に変換してくれます。また、色は変数で管理している場合も多いですが、変数をrgba関数に指定してもrgba形式に変換してくれるので、とても便利です。
$brand-color: #a50412;
background-color: rgba($brand-color, 0.7);
↓コンパイル後
background-color: rgba(165, 4, 18, 0.7);
関数その2:lighten、darken
基本の色から指定した割合で色を明るくできる関数がlighten、暗くできるのがdarkenです。いちいちカラーコードを調べることなく、明るい色と暗い色を設定できるので便利です。
$brand-color: #a50412;
background-color: lighten($brand-color, 30%);
background-color: darken($brand-color, 30%);
↓コンパイル後
background-color: #fb4757;
background-color: #100002;
その3:round、ceil、floor
round、ceil、floorは小数点以下を操作する関数です。roundは四捨五入、ceilは切り上げ、floorは切り捨てをします。
width:round(33.333%);
width:ceil(33.333%);
width:floor(33.333%);
↓コンパイル後
width:33%;
width:34%;
width:33%;
おわりに
いかがでしたか?こんな便利な関数が初めから用意されているなら、使わない手はありませんよね! 便利な関数を使いこなして明日からのコーディングに活かしていきましょう!