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これって群馬だけ!? 群馬あるある ~学校編~
ごじゃっぺ
こんにちは、茨城県出身のごじゃっぺです。結婚に伴い群馬県民となった私ですが、群馬といえば茨城と同じ北関東、方言や訛りがヒドい茨城に比べて訛っていない、そんなイメージでした。ですが、今回は群馬に住んでみて気づいた「これって群馬だけ!」という群馬ならではのこと、「群馬の学校あるある!」についてご紹介したいと思います。
一の川、二の川、三の川
私がこの言葉を初めて聞いたのは、長女が小学生になり初めての授業参観日の朝のことでした。
私:「今日、授業見に行くからね~!長女ちゃんの席はどの辺?」
長女:「えっとね~、一の川!」
私:「は!?」
「一の川、二の川、三の川」とは、教室の座席の位置を示す群馬の学校特有の表現です。学校は図のように3列に並んでいる場合が一般的かと思いますが、群馬では廊下側の列を「一の川」、真ん中の列を「二の川」、窓側の列を「三の川」と呼ぶのだそう。なぜ川なのでしょう?? 群馬県民に聞いても誰も教えてくれません・・・。
起立・注目・礼・着席
初めての授業参観、私のカルチャーショックは続きます。無事に「一の川」に座る長女を見つけ、授業が始まります。
先生:「日直さーん、号令お願いしまーす!」
日直:「きりーつ!ちゅーもーっく!れーい!ちゃくせーき!(起立・注目・礼・着席)」
私:「は!?」
長年の経験が染み付いた私は「注目」の時点で礼をしようと体が動き、聞き慣れない号令に固まってしまいました。。。群馬では「礼」の前に「注目」という動作があります。「注目」って何? 何に注目するの?? 「注目」は先生に体、視線を向けることのようです。先生に対する敬意を払うという意味でしょうか?
運動会は赤組でも白組でもない
これはテレビなどで取り上げられることも多く、長女の初めての運動会のときには事前に知っていました。群馬では運動会は赤組・白組ではなく、「赤城団」、「榛名団」、「妙義団」というように群馬の名山「上毛三山」の名前でチーム分けされるのです。
私:「長女ちゃんは何団なの~?」
長女:「えっとねぇ、みょうぎ団! お母さんは1年生のとき、何団だった??」
私:「は!?」
お母さん、赤組でした。。。
ちなみに3チームで足りない場合は「浅間団」、「白根団」など地域の山が追加されるそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか? 「全部知っていた」というあなたは、生粋の群馬県民です。中には「群馬だけとは知らなかった!」という方もいるかもしれませんね。今回は群馬あるあるー学校編ーをご紹介しました。次回は群馬あるあるー育児編ーをご紹介する予定です。