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親子で上毛かるたを巡る旅♪「く・草津よいとこ薬の温泉」
水くれ当番
年に数回、スキーや温泉で訪れている草津温泉。いつもは日帰りなのですが、久々に親子で宿泊して草津の街を堪能してきました!最新の草津温泉の魅力を紹介します。
日本三名泉の草津温泉
自噴湧出量
町内約100箇所から噴出する湯量は、毎分約36,800リットルと日本一です!
噴出時の温度も50~90度と高温で、道路の下にお湯の流れる管を張り巡らせて融雪に利用しているそうです。
氷点下でも温泉周辺の道が凍結していないのはその設備のおかげだったのですね。
泉質・効能
泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉(硫化水素型)(酸性低張性高温泉)※湯畑源泉
効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節の強張り、打ち身、挫き、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復、疲労回復、健康増進、慢性皮膚病、動脈硬化症、切り傷、火傷、虚弱児童、慢性婦人病、糖尿病・高血圧症 など
強酸性のお湯で強力な殺菌力!!鉄の棒などは数日で溶けてなくなるとか・・・。
温泉施設の大敵である大腸菌もほぼ発生しないそうです。
そして、皮膚炎によく効くと言われています。お湯から出た後も肌が酸性の状態になっているため、肌のしっとり感が持続され美肌につながるようです。
何度も入りたくなってしまいますが、草津のお湯は大変強い成分を持っているため入浴は一日3回までが良いそうです。
※源泉によって若干泉質・効能が異なります。
2つの源泉を体感
今回は湯畑源泉と万代鉱源泉のお湯に入りました。
湯畑源泉の泉質
湯畑源泉からのお湯はPH約2.1 約52度。透明なお湯です。ほかの源泉と比べると刺激のやわらかいお湯のようです。
万代鉱源泉の泉質
万代鉱源泉からのお湯はPH約1.7 約95度。硫黄分が少なめの透明なお湯です。ほかの源泉と比べると刺激の強いお湯のようです。温度が高いため温泉プールの熱源にも利用されているそうです。
感想
数字からも分かるようにどちらも強酸性のお湯です。入った感じでは、肌のピリピリはまったくありませんでした。しかし、目に入るとしみる・・・。肌荒れなどがあると刺激を感じるかもしれません。違いは?というと、正直言って判りませんでした・・・。
入浴後、肌のツッパリ感が無いため、化粧水と乳液をつけるのを忘れていました!自宅での入浴後は忘れないのに・・・。「薬の温泉(いでゆ)」を実感です!
久しぶりの夜の湯畑散策で変化を実感
最近は湯畑の木板の交換や有料駐車場の移動が行われるなど、湯畑周辺の整備が進められているそうです。車が少なくなったことで歩きやすくなった気がします。
周辺の景観も変化し、ライトアップされた夜の湯畑は、湯けむりと灯りで幻想的な雰囲気が漂っていました。先日は光泉寺の石段や湯路広場で「湯畑キャンドル」というイベントが行われていました。近くではジャズのライブ演奏も行われ、見物客でにぎわっていました。
湯畑周辺の飲食店は活気があり、最近は夕食を湯畑周辺で楽しむ観光客が増えていて、素泊まりプランを設ける宿が多くなっているそうです。
まとめ
刺激の強いお湯ですが、我が家の子供たちは硫黄のお湯を気に入っています。
草津は歴史が古い街ですので、温泉巡りをしながら史跡めぐりなども良いかもしれません。
また、草津の温泉街や近くのスキー場では年間を通して様々なイベントを開催していますので、子連れでも楽しめます。ぜひ、お出かけください!!