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親子で上毛かるたを巡る旅♪「え・縁起だるまの少林山」
水くれ当番
群馬県民に馴染み深い上毛かるた。そんな上毛かるたを巡る旅シリーズ、今回は「え」の縁起だるまの少林山です!
少林山達磨寺に行ってみた感想とかるたの絵札の謎についてご紹介します。
少林山達磨寺
高崎市鼻高町にある少林山達磨寺は、縁起だるま発祥のお寺として知られています。
昭和初期、ドイツ人の世界的建築家ブルーノ・タウトが暮らしていたことでも有名です。
少林山に入門
駐車場は大きくわけて2か所あり、山の上の駐車場は小型車専用です。
下の駐車場は大型車専用ですが、小型車も数台止めることができます。
今回は、下の駐車場を使用したので少林山の入り口門からスタートしました。
入口は「少林山」と書かれた立派な門構え。その奥にはとても長い階段が!
映画「少林寺」を見たばかりの我が子達の頭の中は「少林山=少林寺」になっている様子。修行が始まったとばかりに駆け上がっていきました!!
※達磨寺であり、少林寺ではありません。拳法の修行僧もいません。
小さなお子さんがいる方は、上の駐車場を利用したほうが良いかもしれません。
鐘楼「招福の鐘」
長い階段を上がっていくと、最初に見えるのは鐘楼「招福の鐘」です。
午前9時から午後5時までであれば、誰でもつくことができます。
紐が低い位置にあるので小さなお子さんでもできそうです。
「ゆっくり2回」と、つき方の説明書きがあります。
子どもたちは普段できない事なので楽しそうに挑戦していました。
「招福の鐘」の名の通り、福を招いてくれることを願っています。
霊符堂(本堂)
さらに階段を上っていくと、霊符堂があります。一般的に本堂と呼ばれている場所です。
北辰鎮宅霊符尊(ほくしんちんたくれいふそん)と初祖達磨大師・開山心越え禅師をお祀りしています。
本堂の両端に大小さまざまな達磨たちが積み上げられています。その様子がなんとも可愛く見えました!
お役目を終えた達磨たちがここに集められ供養されるのを待っているとのこと。こちらでは年に数回、「達磨お焚き上げ供養法要」が行われています。達磨は願いが叶っても叶わなくても、供養をしてあげないと次の縁起につながらないそうです。
かるたの絵札の謎
かるたの絵札の星座は何?
ところで、「え・縁起だるまの少林山」の絵札にある星座、何座であるかご存じでしょうか?
北斗七星だったような・・・。星の数を改めて数えてみると6つしかない!
子どものころから見慣れている絵札なのにもかかわらず、星の数をきちんと確認していなかった......。
お寺の方にお聞きしたところ、あの星座は北斗七星で間違いないそうです。では、なぜ絵札に7つ目の星は描かれていないのでしょうか?
7つ目の星は?
本堂にお祀りされている北辰鎮宅霊符尊(ほくしんちんたくれいふそん)は北極星と北斗七星を神格化した星の神様です。
達磨と北辰鎮宅霊符尊がいる少林山が「7つ目の星」なのです。
絵札では達磨を7つ目の星として表現しているそうです。
まとめ
今回の旅を通して、縁起だるまの発祥地であることや、かるたの絵札の謎など、少林山達磨寺について深く知ることができました。
我が家の子ども達も絵札の意味について理解した様子。
今年の上毛かるた大会に向けて、だるまのように七転び八起きの精神で頑張ってもらいたいと思います!